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Field Work on Forest Science /
森林科学総合実習

森林総合実習 I …苫小牧実習:2年前期

森林総合実習 II …冬山実習:2年後期
責任教員 佐野 雄三
分担 


■授業の目標 Course Objectives
様々な森林の地史的,生物的成り立ちかた,人為の影響、樹種の同定方法および各種森林作業,製材加工作業などについて,厳寒期を含めた各時期の森林に関わる総合的な実習と見学を行う。

 

■到達目標 Course Goals
森林科学に関連した様々な課題について,体験をとおして理解と関心を深める。また教官と学生および学生間の討論を行い,森林科学を多角的に包括的に把握する能力を養う。


■授業計画 Course Schedule
学科移行後の6月中旬に北海道大学北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林を中心に行われる総合実習1と,厳寒期の2月に同・雨龍研究林で行われる総合実習2に分けられる。
総合実習1においては現地学習と工場や資料館の見学などを行い,森林科学に関連した様々な課題を学習する。学習課題は火山周辺などの森林の地史的変遷,森林の多様さと変遷のタイムスケール,北海道の森林の特性,森林を構成する樹木形態の多様性と意義,森林施業の方法と課題,森林による治山治水の実態,木材資源の利用の現状と課題,森林資源の世界的情勢および日本と北海道の森林の位置付けと役割などが挙げられる。
 
総合実習2においては,森林踏査による積雪寒冷期の森林環境,樹木形態,森林動物などの観察,積雪断面観測による雪の諸性質の学習と樹木の積雪圧による被害実態の観察,積雪期の森林施業による雪上伐木運材作業の見学と体験,積雪期の森林施業の学習を行う。

 

 

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