農文化システムに関する国際シンポジウム
昨日、青柳文化庁長官、武内国連大学副学長のご講演を聞いてきました。
経済学、社会学が専門の方々が集まる中、私は唯一?の生態学からの発表でした。場違いなのでどうせ最後のディスカッションは蚊帳の外だろうと安心していたら、長いご質問を2件もいただきました。難しい講演が続く中、私の話は比較的簡単(^_^;)だったのかもしれません。
私自身の発見は、これまでFAOが行ってきた「世界農業遺産」という取組が、発展途上国の飢餓対策だったこと、それが、人口減少社会の日本の農村活性にも活かせるという視点でした。ただ、それだけでは足りない、伝統的農文化システムを維持できないような地域でどのような対策をとればよいのか、という視点で、環境省推進費の成果を、私はお話させていただきました。